川西良庵

天保14年(1843)に南野村の川西良輔の長男として生まれた。
地域に根ざして活動した医師で、漢方医として活躍した。医学だけでなく、読書も欠かさず、漢詩や書画も秀でていたため、診療の合間に子供たちに読み書きを教え、多くの門弟を抱えていた。
明治19年、44歳で没した。先生の墓は門弟たちにより建てられた。もとは河西性であったが、明治5年、戸籍簿ができて川西性を称した。