吉祥寺

毘沙門庵ともいう。黒羽「毘沙門天」由来が書かれている。

(大昔、呉羽(黒羽村)に大きな毒蛇が住み着き村人たちを苦しめた。ある年、村一番の美少女がイケニエに選ばれた。父母は弁天様に救いを願い、弁天様は少女の身代わりになった。少女を丸呑みしようとした毒蛇に大ムカデが突進してきた。逃げる毒蛇に大ムカデは毘沙門天の姿に返り、黒い羽根の付いた矢を射かけ、毒蛇は倒れた。それ以来「黒羽村」と呼ばれるようになった。(一部抜粋)}毘沙門庵には毘沙門天本尊が祀ってある。